提言・調査・報告
要望書「文化芸術活動の継続支援事業 申請・審査に関る要望書の提出について」[2020.09.04]

文化芸術活動の継続支援事業 申請・審査に関る要望書の提出について

日本美術家連盟は、7月10日より開始された「文化芸術活動の継続支援事業補助金」の募集にあたり、申請手続きの補助となる「事前確認番号」の発行窓口となっております。
確認番号取得者より、本申請の手続きに進んだもののなかなか採択の通知が来ないとの声が寄せられましたので、本日、文化庁宛に下記の通り、審査期間の短縮等をお願いするこちらの要望書を提出しました。

これに対し、文化庁ご担当者より、8月後半から審査手続きの迅速化に向けて努力しており、今後更に審査期間の短縮、交付決定の増加をはかるよう対策を進めているとのご説明をいただきました。
実際、8月21日までの美術(写真含む)の採択件数は累計で81件でしたが、翌28日には1週間分として約100件の採択が報告されています。
第三次募集では審査のスピードは更に増し、採択件数も大きく伸びるものと予測されます。

現在結果を待っておられる方におかれましては、順次回答が届くものと思われますので、いましばらくお待ちいただければ幸いです。
これから申請に臨まれる場合は、提出書類等不備がなければ、比較的早く結果を得られると思われますので、たくさんのご応募をいただければ仕合せです。

当連盟は、今後も、より多くの美術家の方に創作活動の継続に向けてこの補助金をご活用いただけるよう、確認番号発行他の作業を進めてまいりますので、皆様のご支援、ご協力をお願い申しあげます。

令和2年9月3日

※上記要望書に先立ち6月初めに提出した、補助対象に美術分野を含めるようお願いしたこちらの要望書もこの機会に併せて公開させていただきます。