文化庁長官 宮田 亮平 様 要望書 日本美術家連盟は全国に会員を擁する美術家の職能組織です。 この度、貴庁より令和2年度第二次補正予算の施策として、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により活動自粛を余儀なくされた文化芸術関係者に対する緊急総合支援パッケージが発表されました。 同パッケージ中の「活動継続・技能向上等支援」他支援策の対象となるフリーランス、並びに団体に、美術関係者及びその活動を含めていただくよう強く要望いたします。 美術関係者は、個人もしくは小グループで行動することが多く、実態の把握はなかなか困難であるものの、新型コロナウィルスによる自粛は、展示、児童美術教育、ワークショップ、アートプロジェクト等多岐にわたる活動に負の影響をもたらしているものと考えます。この度の支援が様々な芸術分野に及ぶことを切にお願い申し上げます。 令和2年6月8日 東京都中央区銀座3-10-19 美術家会館5階 一般社団法人 日本美術家連盟 理事長 山本 貞